矢車菊~マリー・アントワネットに寄せて
10月16日はマリー・アントワネットの命日。
今日のテーマである矢車菊は
マリー・アントワネットが愛した花として知られています。
華やかで派手なイメージで語られることが多い王妃ですが、実はこんなに控えめで清楚な花を好む女性だったんですね。
1781年王妃は王立セーヴル磁器製作所に「真珠と矢車菊」の食器セットを注文。現在、オリジナルはヴェルサイユ宮殿に飾られているそうです。
上の写真はロワイヤル・ド・リモージュの復刻版。
そして、マリー・アントワネットの夫
ルイ16世が1783年に注文したのが
「王家のゴブレット」という図柄。
愛する妻の好むお花でオーダーしたのでしょうか。
ベルばらで読む限り、
ルイ16世は政治には向いていないけれどお人柄はとても優しそうでしたね。
下の写真はその図柄を模して、
私が描いたデミタスカップです。
激動の人生を駆け抜けたマリー・アントワネットを癒していた小さな花。
天国でも彼女の魂が癒されていることを祈ります。
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